総合学力プログラムの概要

 

総合学力プログラム 

<対象>小5、6

<レベル>B以上

<使い方>授業用

 

中学入学後、「なぜ」と首を傾げたくなるような成績の落ち込みをする生徒が少なくない。小学校時代平均的な成績を取ってきたにも関らずである。その根本的な原因は入学後の努力不足ではない。すべての科目を押し上げる原動力、成績向上に欠かすことができない、それでいてなかなか顕在化しにくい「読解力」「表現力」「要約力」「語彙力」不足であるといっても過言ではない。

もちろん日常の学習だけで上記の学力が備わる生徒もいる。しかし、それは全体の2,3割を占めるだけである。圧倒的多数は、特別な訓練を必要とするのである。その訓練用の教材は少ない。なぜなら、成績向上が顕在化しにくい教材は、作る側も使い側も魅力を感じないからである。

この教材は、小学校時代でなければそんな総合力をつけるために作られた。

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総合学習プログラム<1>

1<知っているかな>次の質問に答えなさい。

(1)アメリカで日本の総理大臣に当たる立場の人は誰でしょう。

 

(2)地震の各地での揺れの大きさを表す単位は何というでしょう。

 

(3)日本の人口はおよそ何人ですか。最も近いものを選びなさい。

ア 5300万人  イ 8600万人  ウ 1億3000万人  エ 2億

(4)富士山の高さは何メートルですか。

ア 1885 イ 2005 ウ 2980 エ 3776

(5)あなたが住んでいる都道府県の県庁所在地を書きなさい。

 

 

2<辞書を使う>次の文のひらがなの部分を辞書を活用して漢字に直しなさい。

(1)その時間帯はキセイの客で駅はとても込んでいた。

 

(2)このくじ引きは1000円以上の買い物をした人がタイショウです。

 

(3)テントウに並んだ品々はどれも客の目を楽しませるものばかりだった。

 

(4)その出版社からハッコウされている雑誌は1つではない。

 

(5)   このトレーニングのコウカはすぐに現れてきた。

 

 

3<題名を作る>次は新聞の投書欄からのものです。それを読んで、題名を考えなさい。

 

「春先になると、引越しや転勤などで、捨て犬が増えるそうです。犬管理所で命を絶たれようとしている犬たちは、飼い主に捨てられたことも知らずに、つぶらな瞳で迎えを待っているのかもしれません。盲導犬として目の不自由な方の生活を支えたり、災害時に人命救助するなど、犬が果たす役割は重要だと思います。犬を「飼う」という感覚ではなく、いつまでも家族として「生きる」という気持ちを持ち続けてほしいと思います」

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総合学力プログラム で達成できること

□ この教材で「読解力」「表現力」「要約力」「語彙力」 「思考力」 「判断力」をつけることができます
□ 生徒に「考える力」を そのために良問をそろえ、工夫してある教材です。
□ 知識を組み合わせたり、活用したりしながら、答えを出す力を問うています。

生徒には 大きな可能性があります。『わかる』という自信がつくと、子どもたちは伸びていきます。
生徒には、ぜひ学びの楽しさを実感してほしいです。この教材で生徒の成長をサポートしていきます。
生徒の未来のために 教材をぜひ活用して欲しいと思います」