ことば倍増計画
ことば倍増計画の概要は 下記のようになっています
〔対象〕中2、中3
〔レベル〕A、B
〔使い方〕授業用
最近の生徒は読書をしない。したがって、本から言葉を学ぶことが少ない。ではどこから言葉を学ぶのか。教科書である。しかし、教科書で扱う言葉には限度がある。入試ではそれらをはるかに超える語彙が出題される。日常から遊離しているこれらの語彙をどう習得したらいいのか。このプリントは、入試で問われた難解語を集めてある。ただたんに問題を解くだけでなく、言葉を使いこなせるように、授業で積極的に使っていってほしい。
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作戦〈1〉
【一】 次の傍線の意味として正しいものをア~エから一つ選びなさい。
① それは見るもおぞましい光景だった。
ア 同情したくなる イ 感動する
ウ いやな感じのする エ 緊張する
② 彼は教師のかたわら、ボランティア活動をしている。
ア そばで イ 一方で ウ とともに エ 飽きて
③ 父はその日、やっきになって仕事を終わらそうとしていた。
ア 真剣に イ いやいやながら
ウ 手際よく エ むきになって
④ 彼は私の話を聞くと、けげんそうな顔をした。
ア 不思議そうな イ 悲しそうな
ウ うれしそうな エ おどろいたような
【二】 次の文の空所に適する表現をア~エから選びなさい。①ドアを開けて入ってくるとすぐに、彼は先ほど見た光景について、( )話し始めた。
ア さも得意げに イ 堰を切ったように
ウ 不安げに エ 楽しげに
②役所との( )事務交渉は顔が広い彼のような人が適任だ。
ア 著しい イ わずらわしい
ウ とげとげしい エ すさまじい
③その状況で、彼女は相手を困らせようなどと思ったわけではない。ただ( )泣いていたのだ。
ア 人目をはばかり イ 時を惜しんで ウ 止むに止まれず エ 言うに事欠いて
【三】次の様子を表すのに最も適する四字熟語を次から選びなさい。
① 砂浜で拾った貝を手のひらに並べてみた。一つ一つは色も形もまったく違う。
ア 大同小異 イ 古今東西
ウ 針小棒大 エ 千差万別
② 科学技術は、人間欲望とともにあって、先へ先へと進んでいるように見える。
ア 縦横無尽 イ 臨機応変
ウ 電光石火 エ 日進月歩
③ 上役からはたたかれ、部下からは突き上げられ、社内では( )の状態だった。
ことば倍増計画 で達成できること
□ ことばの語彙を増やす工夫がいっぱいあります
□ 多くの選択肢から語彙を選びますので文章力が知らずにつきます